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滅びの風[ほろびのかぜ]
『滅びの風』(ほろびのかぜ)は、栗本薫のSF連作短編集。 ==概要== レイ・ブラッドベリの短編の題名でもある「おれたちは滅びてゆくのかもしれない」という言葉に集約されるテーマを持つ連作短編集。「S-Fマガジン」誌に掲載されたSF作品4編と、書き下ろしの1編を収録して編纂され、1988年11月に早川書房より発行された。のち、1993年2月にハヤカワ文庫版が発行された。 近未来の巨大都市で起こった大事故、真夜中の街中を走る戦車、若者の自殺、衝動殺人、核ミサイル、エイズなどをモチーフとして、滅びそのものではなく、滅びへと向かいつつある運命の予感をさまざまな角度から描いている。 収録作品のうち、「滅びの風」、「滅びの風II」、「巨象の道」の3編は高い評価を受け、それぞれ早川書房編集部編のアンソロジー『S-Fマガジン・セレクション1985』、『S-Fマガジン・セレクション1986』、『S-Fマガジン・セレクション1987』に収録された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「滅びの風」の詳細全文を読む
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