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滇系 ( リダイレクト:雲南派 ) : ウィキペディア日本語版 | 雲南派[うんなんは]
雲南派(うんなんは・滇系)とは、中華民国時代における南方軍閥の1つ。代表人物として唐継尭、竜雲がなどがおり、その勢力圏は雲南省、貴州省、四川省地区に及んだ。 == 概要 ==
=== 蔡鍔の時代 === 滇軍は清朝末の第19軍が元になっており、蔡鍔、李根源、唐継尭らは、1911年10月10日、武昌起義(辛亥革命)が勃発すると、軍の主導権を掌握し、挙兵。10月30日、蔡鍔らは昆明で挙兵し、雲貴総督李経羲を捕虜として雲南省を掌握した(重九起義)。11月1日、「大中華国雲南軍都督府」が設立されると、蔡鍔は雲南都督に推戴された。蔡鍔は直ちに、雲南の軍事・政治の改革に取り組む。その清廉にして果断な政治姿勢により、省政の面目を一新したため、省を混乱させることなく、人心掌握に成功した。 1913年7月、二次革命(第二革命)が勃発すると、蔡鍔は袁世凱を支持した。10月に蔡鍔が袁世凱によって北京に迎えられると、唐継尭が雲南都督を引き継ぎ、滇軍を掌握した。1915年に蔡鍔は袁世凱の帝政に反発し、北京を脱出した。そして、唐継尭らとともに12月25日に雲南省の独立を宣言し、護国戦争が勃発した。同戦争は反袁世凱派に有利に進んだが、蔡鍔は1916年に結核をわずらい、11月8日に治療のため訪れていた日本で死去した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「雲南派」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Yunnan clique 」があります。
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