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滝川利昌 : ミニ英和和英辞書
滝川利昌[たきがわ, たきかわ, たかがわ, たかわ, たかかわ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [たき]
 【名詞】 1. waterfall 
滝川 : [たきがわ, たきかわ, たかがわ, たかわ, たかかわ]
 【名詞】 1. rapids 
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 
: [り]
 【名詞】 1. advantage 2. benefit 3. profit 4. interest 

滝川利昌 ( リダイレクト:滝川利錦 ) : ウィキペディア日本語版
滝川利錦[しょう]
滝川 利錦(たきがわ としかね、寛永20年(1643年) - 宝永7年6月24日1710年7月20日))は、江戸時代旗本村上源氏北畠庶流滝川家常陸片野藩主滝川雄利の子孫)当主。初名は利昌(としまさ)。通称は式部、左兵衛、官位は従五位下若狭守長門守越前守隠岐守
旗本滝川利貞の次男。母は片野藩主滝川正利の娘。妻は旗本服部保忠(元延、服部保長の長男保俊半蔵正成の兄)の曾孫)の娘、婿養子に滝川利元(旗本土岐頼利(滝川利貞の四男、利錦の実弟)の子)、実子に滝川利章(義兄利元の養子となり、のち家督を相続)、女子3人(長女は新庄直澄室、次女は滝川利元室)がいる〔『寛政重脩諸家譜. 第3輯』 國民圖書, 1923, p. 425(コマ番号221)。〕。
==生涯==
承応3年(1654年)、初めて徳川家綱拝謁〔「厳有院伝御実紀」巻7. 承応3年6月19日条(『徳川実紀. 第參編』 経済雑誌社, 1904, p. 117.)。〕。寛文3年(1663年)、譜代大名・旗本の庶子102人が召しだされて小姓組に入番したうちに選ばれて番士となり〔「厳有院伝御実紀」巻27. 寛文3年11月19日条(『徳川実紀. 第參編』p. 481-482.)。〕、寛文5年(1665年)に廩米300俵を与えられた〔。寛文7年(1667年)、進物(将軍の献上品・下賜品)の役を命ぜられ、進物番を兼務した。延宝元年(1673年)、長兄利雅が父に先立って早世したため滝川家の嗣子となり、従五位下若狭守に叙せられた〔。延宝4年(1676年)、書院番組頭に昇進し〔「厳有院伝御実紀」巻53. 延宝4年10月23日条(『徳川実紀. 第參編』p. 869.)。〕、300俵を加増された〔「厳有院伝御実紀」巻53. 延宝4年12月25日条(『徳川実紀. 第參編』p. 874.)。〕。延宝5年(1677年)、父利貞死去により知行2000石・廩米1000俵を相続し、これまで給されていた廩米600俵を返上した〔。
延宝7年(1679年)、小姓組の番頭に昇進〔「厳有院伝御実紀」巻53. 延宝7年8月12日条(『徳川実紀. 第參編』p. 937.)。〕。天和2年(1682年)、上野国邑楽郡下野国足利郡に合計で1000石を加増された〔。貞享4年(1687年)、書院番の番頭に転任〔「常憲院伝御実紀」巻15. 貞享4年5月9日条(『徳川実紀. 第四編』 経済雑誌社, 1904, p. 250.)。〕、元禄2年(1689年)には御側に昇進した〔「常憲院伝御実紀」巻20. 元禄2年12月21日条(『徳川実紀. 第四編』p. 333.)。〕。元禄9年(1696年)に辞職、寄合に列した〔「常憲院伝御実紀」巻33. 元禄9年4月12日条(『徳川実紀. 第四編』p. 525.)。〕。元禄10年(1697年)、常陸・上野・下野に散在する知行地3000石と廩米1000俵に替え、近江国浅井蒲生坂田3郡のうちに4000石を与えられた〔。
宝永7年(1710年)死去、享年68。法名は義信。祖父正利の開基した下谷広徳寺の塔頭桂徳院(現東京都練馬区)に葬られた〔。
跡を婿養子の利元、継いで実子の利章が利元の養子となって継ぎ〔、子孫は4000石の大身旗本として幕末まで続いた〔小川恭一『寛政譜以降旗本家百科事典』第3巻, 東洋書林, 1997, p. 1611.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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