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【名詞】 1. enka 2. modern Japanese ballad =========================== ・ 演歌 : [えんか] 【名詞】 1. enka 2. modern Japanese ballad ・ 歌 : [うた] 【名詞】 1. song 2. poetry
演歌(えんか)とは、 # 明治時代の自由民権運動において政府批判を歌に託した演説歌の略〔輪島裕介2010〕。 # 1960年代半ばに日本の歌謡曲から派生したジャンルで、日本人独特の感覚や情念に基づく娯楽的な歌曲の分類の一つである。当初は同じ音韻である「艶歌」〔1968年の水前寺清子の歌に「艶歌」がある(作詞五木寛之、作曲安藤実親)。〕や「怨歌」〔藤圭子など〕の字が当てられていたが、1970年代初頭のビクターによるプロモーションなどをきっかけに「演歌」が定着した〔輪島裕介2010〕。 ここでは1.2含めて概説する。 ==特徴== ===音階法(ヨナ抜き音階)=== 演歌が用いる音階の多くは日本古来の民謡等で歌われてきた音階を平均律に置き換えた五音音階(ペンタトニック・スケール)が用いられることが多い。すなわち、西洋音楽の7音階から第4音と第7音を外し、第5音と第6音をそれぞれ第4音と第5音にする五音音階を使用することから、4と7を抜くヨナ抜き音階と呼ばれる音階法である。この音階法は古賀正男、後の古賀政男(1904年(明治37年)-1978年(昭和53年)) による古賀メロディとして定着し、以降演歌独特の音階となる。ただし、ヨナ抜き音階そのものは演歌以外の歌謡曲などでもよく使われる音階である。古賀メロディーについては、初期、クラシックの正統派・東京芸大出身の藤山一郎(声楽家増永丈夫)の声楽技術を正統に解釈したクルーン唱法で一世を風靡したが、やがてそのメロディーは邦楽的技巧表現の傾向を強め、1960年代に美空ひばりを得ることによって演歌の巨匠としてその地位を確立した。小節を利かしながら、それぞれの個性で崩しながら演歌歌手たちが古賀メロディーを個性的に歌った。 楽器はクラシック・ギター・スティール弦アコースティックギターやヴァイオリンが多様され、ドラムスやキーボードが入る(バンドになる)事はほとんどない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「演歌」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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