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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 演算 : [えんざん] 1. (n,vs) operation ・ 子 : [こ, ね] (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
演算子(えんざんし、)は、各種の演算をあらわす記号・符牒のことである。構文論的には演算と演算子は区別されるべきものだが、誤解の恐れのない場合には、しばしば演算子とそれが表す演算自体とを(意図的に)混同して使用する例が見受けられる。 :量子力学などの物理学におけるは、数学的には関数解析学などの分野において扱われ、通例作用素と呼ばれる概念である。 また、演算が作用する対象のことを被演算子(; オペランド、被演算数、引数)という。たとえば、''n'' と 3 との和を表す式 "''n'' + 3" において、"+" は演算子であり、その被演算子は "''n''" と "3" である。 数学的には、演算は写像の一種であるので、各写像の性質によって演算子を幾つかのクラスに分けることができる(「演算」という用語の意味は、一般には「入力と同種のものを出力する」というニュアンスをもつことが多いものの、明確な基準があるわけではなく、写像という用語との区分は曖昧である)。 == 形式的分類 == === 単項演算子 === 単項演算子()とは、被演算子が一つだけの演算を表す演算子。その記法には、通常は被演算子の前に単項演算子を置く前置記法(ポーランド記法)を用い、被演算子を明示するための括弧 "( )" を伴うことも多い。 代表的な単項演算子として、平方根を表す根号 "√ " がある〔次数を添字とし、一般の冪根を表す場合の根号は二項演算子である。〕。負を表す(減算ではない)負符号もそうである(例 : "−3")。通常は省略されるものの、正符号も単項演算子として書くことがある(例 : "+0")。階乗を表す感嘆符(例:"''n''!")も単項演算子であり、これは例外的に後置記法で書く。絶対値を表す2本の縦線も単項演算子である(例 : |''x''|)。 関数 ''f''(''x'') の "''f''( )" も単項演算子であり、符牒となる文字列 "''f''" を関数子などと呼ぶ場合もある。関数子としては任意の文字列を使用することができ、代表的なものとして三角関数 "sin", "cos", "tan" などが挙げられる。微分作用素の "''d''/''dx''" または "''D''" や、差分作用素 "Δ" も単項演算子である。関数に「′」も微分作用素である。例えば''f''(''x'')の微分を''f''′(''x'')と表せる。 また、定数 ''a'' を与えるごとに(''a'' が代入可能である限りにおいて)対数関数 log''a'' ''x'' が考えられるが、このとき log''a'' は定数一つを含む形で単項演算子として働く(そのような場合、''a'' はその文脈で固定されているために省略を受け、単に log と記して扱われることも少なくはない)。ただし、仮に ''a'' をも変化させて扱うならば log''a'' ''x'' なる式において log は二つの被演算子 ''a'' と ''x'' を持つ二項演算子(後述)と解されることになる。 また、log''e'' ''x''をLn''x''と表すことがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「演算子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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