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演繹法 : ミニ英和和英辞書
演繹法[えんえきほう]
(n) (method of) deduction
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演繹 : [えんえき]
 (n,vs) deductive reasoning
演繹法 : [えんえきほう]
 (n) (method of) deduction
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 
演繹法 ( リダイレクト:演繹 ) : ウィキペディア日本語版
演繹[えんえき]

演繹(えんえき、)は、一般的・普遍的な前提から、より個別的・特殊的な結論を得る論理的推論の方法である。
帰納に於ける前提と結論の導出関係が「蓋然的」に正しいとされるのみであるのに対し、演繹の導出関係は、その前提を認めるなら、「絶対的」「必然的」に正しい。したがって理論上は、前提が間違っていたり適切でない前提が用いられたりした場合には、誤った結論が導き出されることになる。近代では、演繹法とは記号論理学によって記述できる論法の事を指す。
== 具体例 ==
例えば、物体が落下するとき、重いものほど速く落ちるというのがかつての常識であった。これに対して詳しい実験からガリレオ・ガリレイは物体の落下時間が質量比例するものではないことを示した。これは帰納的な判断である。また、ここから彼は物体の落下速度は質量にかかわらず一定だろうと判断した。これはアブダクション(仮説形成)である。
その後、様々な実験や研究から物体がそれに従うべき法則として万有引力の法則運動の法則が設定された。これが認められた後は、物体を落下させる実験を行わなくても、その落下時間は計算できるし、全く異なる条件下、たとえば金星で同じ実験を行った場合の結果についても値を得られることになる。これが演繹的な判断である。仮に実験結果が異なった値を取れば、実験の失敗を疑うか、そこに差を与える他の要素を探求することになろう。なぜならば、その実験の範囲では、前提とする法則が正しいものと判断できた上での結果だからである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「演繹」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Deductive reasoning 」があります。




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