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漣岩(さざなみいわ)は、群馬県多野郡神流町にある崖である。崖の表面に大小50ほどの恐竜の足跡が残されている。 == 概要 == 漣岩は、国道299号沿い、神流町の国道299号と国道462号の交差点から志賀坂トンネルへ向かう途中の左手に位置する。1953年(昭和28年)の道路工事によって発見された〔神流町恐竜センター 〕。 漣岩を特徴付けているのは、細かい漣のような跡(漣痕)と、何よりその表面に残る恐竜の足跡である。恐竜の足跡は大小2種類確認できる。漣岩は元々は中生代白亜紀の三角州に位置し、水平に砂が堆積した環境である。足跡はその上を恐竜が歩いたために残ったものである。足跡が不明瞭であり、かつ堆積時の水流でかき消されずに残ったのは、足跡が直接つけられたものではなく、砂の上に堆積した泥の上を恐竜が歩き、その重みが砂の層まで押しのけて作られたためである。その後の造山運動により周辺の地層が大きく褶曲し、現在のような急斜面となった〔松川他、1985 〕。 漣岩の近くには駐車場および土産物店、食堂があり、自動車を止めることができる。また、自動音声による解説を聞くことができる。麓の中里地区には神流町恐竜センター があり、恐竜やその他化石の展示を常時行っている。また、化石の発掘体験イベントなども開かれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「漣岩」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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