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潘矩楹[はん くえい]
潘 矩楹(はん くえい)は清末民初の軍人。北京政府、直隷派に属した。字は丹庭。 == 事績 == 新建陸軍に加入後、日本へ留学し、陸軍士官学校第3期歩兵科を卒業した。帰国後は順調に昇進し、1911年(宣統3年)には、第20鎮統制に就任した。 1914年(民国3年)4月、帰化城副都統に就任する。同年7月、綏遠都統に昇進した。1915年(民国4年)12月、袁世凱が皇帝に即位した際には、一等男に封じられた。1916年(民国5年)10月、綏遠都統を辞任している。 袁世凱死後、潘矩楹は直隷派に属した。1918年(民国7年)、川湘贛粤四省経略使署参謀長となる。1920年(民国9年)には、直豫魯巡閲使署参謀長をつとめた。同年11月、北京政府高等顧問に異動する。民国10年(1921年)7月、署理北京政府航空署署長となった。1923年(民国12年)11月、張作霖の高等顧問となった。 以後、潘矩楹の行方は不詳である。
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