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潮汁(うしおじる)は、魚介類のだしを塩で味付けた汁物の一つである。〔広辞苑第5版〕 魚介類を煮てだしをとり、同時にその魚介類を実とし、調味料は塩だけあるいは日本酒を少し足す場合が多い〔『四季日本の料理 春』講談社 ISBN 4-06-267451-3〕。 漁師料理がルーツともされ、潮煮、うしお(潮)と記される事もある。吸物にする場合は潮仕立て(うしおじたて)とも呼ばれる。〔『四季日本の料理 春』講談社 ISBN 4-06-267451-3〕吸物と汁物との違いは、酒の肴に飲食するのが吸物で、飯にあわせて飲食するのが汁物である〔『四季日本の料理 春』講談社 ISBN 4-06-267451-3〕が、混同される場合もある。 基本的に臭いやクセの無い白身魚が使用されることが多く、香辛料は使用せず吸口に木の芽を浮かべる程度である。 ハマグリの潮汁は、ひな祭りの定番品であり、その認知度は高い。 シジミやアサリも、一般的には味噌汁にする場合が多いが、一部では味噌を入れずにシジミ汁として潮汁風に仕上げる場合がある。ただし、その場合は臭いを抜くために、日本酒や醤油、刻みネギを用いる事が多い。 鯛も用いられる。 似た料理に、三平汁、宗谷鍋、あら汁、船場汁がある。 == 脚注 == 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「潮汁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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