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潮見峠越え(しおみとうげごえ、塩見峠越え、塩見坂越えとも)は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)への参詣道、熊野古道中辺路の派生ルートのひとつ。万呂王子付近で中世の参詣道のルートと別れ、潮見峠を越えて富田川沿いの栗栖川に下り、高原で中世以来の参詣道に合流する。潮見峠の入り口である長尾坂は県指定史跡(2011年〈平成23年〉3月15日指定)。 == 歴史 == 熊野古道中辺路は摂津国の窪津を起点とし、紀伊半島西部を南下して紀伊田辺より東に方向を転じ、大塔山地北縁をたどって熊野本宮大社に向かう。中辺路は古くから知られた参詣道だが、決して容易な道ではなく、難所として知られる箇所がいくつもあった。潮見峠越えもそうした難所のひとつ、稲葉根王子付近からの富田川河谷を迂回するために開かれたルートである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「潮見峠越え」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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