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濁川カルデラ(にごりがわカルデラ)は、北海道森町にある直径およそ2kmのカルデラである。カルデラの中で最小の部類の濁川型カルデラに分類され、濁川型の名前の由来にもなっている。 == 特徴 == カルデラ壁は傾斜60度から70度、海抜-1000m(地下約1100m)での傾斜は約80度のじょうご型(ラッパを上に向けたトランペットとも呼ばれる)〔黒墨秀行、土井宣夫:濁川カルデラ形成史の 1 考察 日本火山学会講演予稿集 1994(2), 192, 1994-10-20〕で標高は最高で376.7m。カルデラ底の標高はおよそ110m。地質は安山岩、デイサイトからなる。噴出物は、紫蘇輝石角閃石安山岩質の軽石・火山灰〔北海道駒ヶ岳火山地質図 産業技術総合研究所 火山地質図集〕。 カルデラ内の地表は河川堆積物で埋められているが旧火道内部は、火山砕屑物や火山砕屑流堆積物で充填されている。濁川盆地内部には住宅のほか農地が存在し生活が営まれている。また、かつては硫黄鉱山が存在したほか随所から小規模な温泉が湧き出し濁川温泉がある。この豊富な地熱を利用した総出力 25,000kWの地熱発電所(森発電所〔森発電所 北海道電力〕)が昭和57年から運転中である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「濁川カルデラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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