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瀬居町(せいちょう)は、香川県坂出市北部の町丁。郵便番号は762-0067。町域は、かつての離島で1968年(昭和43年)以降は埋め立てによって四国本土の一部となった旧瀬居島の部分と、無人島の小瀬居島から成る。どちらも塩飽諸島に属する島であり、坂出市本土部分とは異なる旧仲多度郡(那珂郡)であった。 == 地理 == 本土部分は坂出市北部、半島状になった番の州臨海工業団地の東突端に位置し、三方を瀬戸内海(坂出港)に囲まれている。旧瀬居島の区域をほぼ継承しているため、町域は当時の島の形である円形をしている。旧瀬居島は、周囲4.4km・面積0.91km²で、時計回りに北に竹浦集落、東に本浦集落、南に西浦集落、西に北浦集落が存在し、埋め立てによって西浦集落の全部と、本浦集落及び北浦集落の各一部分の海岸線が本土と繋がっている。小瀬居島は無人の離島であり、当町本土部分から北1.5kmに位置する。旧瀬居島部分の南半分及び小瀬居島の全域は、瀬戸内らしい風光明媚な景観を成すとして瀬戸内海国立公園の一部に指定されている(小瀬居島の陸地部分は特別地域、同島の周囲と旧瀬居島の南半分は普通地域)。 2010年国勢調査による人口は763人(男357人/女406人)、世帯数は242世帯、面積は84万1149.4m²、人口密度は907.1人/km²。公立小学校・中学校の校区は全域が瀬居小学校・瀬居中学校に属している。小学校は町内の西浦集落内に位置しており、中学校も当町の本浦集落の南に隣接した埋め立て地部分に位置している。 本土からは県道192号瀬居坂出港線が、旧島の南部の埋め立て地部分を東進した後、本浦集落内に入り、島の東側を回り込む形で竹浦集落の北端に至る。そのため島の西側に当たる西浦集落及び北浦集落は通らないが、埋め立て地に面した両集落では、海側に新たに造成された土地に2車線の市道が通っている。その県道192号は坂出市中心部から番の州臨海工業団地を経由して当地に至る路線であるが、埋め立て地の工業団地内を通るという立地の性格上、両側4〜6車線の大規模な幹線道路であるが、当町の本浦集落に入ると2車線、竹浦集落内では1車線となり、事実上竹浦漁港の臨港道路となっている。公共交通機関としては坂出市営バスがコミュニティバスを運行し、町内5ヶ所(近接1ヶ所を含む)にある停留所から旧沙弥島、番の州臨海工業団地を経由し、31分かけて坂出駅に至る路線を日5往復運行している。 島四国といわれる四国八十八箇所の縮小版として「瀬居八十八箇所」の地蔵88体が旧瀬居島内を一周する道路沿いに点在しており、信仰の対象であるとともに外部からの主要な観光資源となっている。そこを巡る年中行事として大師市が毎年4月29日(昭和の日、かつては旧暦3月28日)に催されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「瀬居町」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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