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火の国酒造株式会社(ひのくにしゅぞう)は、かつて熊本県熊本市(旧・下益城郡城南町)に本社を置いた日本の醸造企業である。2013年8月1日に酒造事業を株式会社美少年へ事業譲渡、酒類製造免許を熊本西税務署へ返納し、酒造事業から撤退した。事業譲渡後の2014年5月20日に熊本地方裁判所から破産開始決定を受けた。破産時の社長は中野詔勅。旧社名は美少年酒造株式会社。 「美少年」の銘柄で日本酒を製造・販売したほか、焼酎も製造していた。 == 沿革 == * 1752年 - 本家である下田家(本薩摩屋)が、肥後藩主細川重賢(霊感公)より命をうけ、肥後国隈庄の地で酒造りを始める。 * 1879年 - 造り酒屋だった下田幸次郎の三男求太郎が分家して、緒方酒造場を設立(創業)。 * 1920年 - 二代目・緒方求太郎、緒方酒造場を法人組織とし、南薫酒造株式会社を設立、清酒「美少年」発売。 * 1950年 - 美少年酒造株式会社に社名変更。 * 1967年 - 東京営業所を開設。 * 2000年 - モンドセレクションのグランドゴールドメダルを受賞(2004年まで7年連続受賞)。 * 2008年9月30日 - 三笠フーズ株式会社による事故米不正転売問題に関連し、酒類総合研究所は、事故米で製造した可能性がある美少年酒造の焼酎、清酒計26点を対象に分析を行い、清酒1点から、基準値を大幅に下回る農薬を検出したと発表。他の25点からは検出されなかった。〔 事故米清酒から微量農薬 美少年酒造、基準値下回る 共同通信 2008年9月30日報道 〕。 * 2008年9月 - 三笠フーズ株式会社による事故米不正転売問題に関連して、商品自主回収(後述)。 * 2009年3月31日 - 三笠フーズ株式会社による事故米不正転売問題に関連し、美少年酒造が「裏金」受領していたこと明らかになり、緒方直明社長が記者会見。〔 美少年酒造が「裏金」受領 汚染米転売の三笠側から 共同通信 2009年4月1日報道 〕。 * 2009年4月17日 - 民事再生法の適用を申請。負債金額は19億円。〔東京商工リサーチ 2009年4月17日報道 〕。 * 2009年4月22日 - 重光産業、エヌ・エル・エー、日本食品機能分析研究所、アイマックの4社が、美少年酒造の支援を表明〔2009年4月22日報道 〕。 * 2009年7月3日 - 臨時株主総会、取締役会を経て、緒方直明代表取締役を含む全役員が退任し、重光産業の重光克昭、エヌ・エル・エーの千堂順子、日本食品機能分析研究所の津崎慎二、アイマックの神屋直邦の4名が代表取締役に就任(代表取締役社長は、重光克昭)。 * 2009年7月28日 - 臨時株主総会で、同年10月1日付で商号(社名)を変更する定款変更を決議〔 再生手続き中「美少年酒造」→「火の国酒造」に社名変更 ZAKZAK 2009年7月28日報道 〕。 * 2009年10月1日 - 火の国酒造株式会社に商号(社名)変更。 * 2009年12月29日 - 火の国酒造(旧社名:美少年酒造)の全発行済株式120万株を100%減資のうえ、新たに1600株を重光克昭、エヌ・エル・エー、日本食品機能分析研究所、アイマックの4社へ第三者割当増資。資本金8000万円に変更。 * 2010年11月30日 - 臨時株主総会を経て、神屋直邦が取締役(代表取締役)を辞任。 * 2012年6月20日 - 臨時株主総会を経て、重光克昭(社長)、千堂順子、津崎慎二が取締役(代表取締役)を辞任。中野詔勅が代表取締役に就任〔「火の国酒造」会社概要 〕。 * 2013年1月23日 - 民事再生手続終結〔「官報」第5979号 2013年2月5日 25ページ 〕。 * 2013年8月1日 - 株式会社美少年へ事業を全部譲渡。熊本西税務署へ酒類製造免許を返納し酒造事業に幕を下ろした。〔金融庁ホームページ 〕。 * 2014年5月20日 - 熊本地方裁判所より破産開始決定が出される。負債総額は約11億5千万円〔東京商工リサーチ大型倒産情報 2014年6月6日 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「火の国酒造」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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