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『火の山のマリア』(カクチケル語 : Ixcanul)は、2015年の。グアテマラ=フランス合作であり、監督はグアテマラ人の。原題の「Ixcanul」はマヤ人の言語であるで「火山」を意味する〔。 グアテマラ社会に蔓延する人種差別・女性差別・言語差別などをテーマとしており、1990年代のグアテマラで起こっていた、新生児や子どもの違法売買にも焦点を当てている。この作品は世界中の映画祭で好評価を得た〔。 == 製作 == 監督は幼少期をマヤ人の土地で過ごした人物である。グアテマラの広告会社で働き、ヨーロッパのパリやローマで映画製作を学んだ。2012年の短編映画『Cuando sea grande』がクレルモン・フェラン短編映画祭でCNC賞を受賞し、脚本を手がけた『El escuadron de la muerte』がサン・セバスティアン国際映画祭などに出品された〔。2015年の本作品がブスタマンテ監督の長編映画デビュー作となった〔。 グアテマラは映画産業の規模が小さく、映画俳優は存在しないに等しい上に、グアテマラの一民族であるマヤ人の俳優はさらに限られる〔。この映画はマヤ人が多く住むパナハチェルに所在する製作会社のラ・カーサ・デ・プロダクシオンとハイロ・ブスタマンテ監督の協同で製作された映画である。両者はマヤ人コミュニティに対して映画製作のワークショップを行い、アマチュア演劇を行っていたマリーア・テロン(母親役)に出会った〔。テロンの伝手でロケ地を探し、で行ったオーディションで見つけたマリーア・メルセデス・コロイを主役に抜擢した〔。「映画スタッフ」を募集しても誰一人集まらなかったが、「仕事人」を募集すると集まりすぎて苦労したこともあった〔。3か月の準備期間をかけてアマチュア俳優に演技の基礎を教え、それから撮影に入った〔。ワークショップ中には参加者が働くコーヒー農園を病害が襲ったため、予定を早めて撮影を開始した〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「火の山のマリア」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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