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火サス : ミニ英和和英辞書
火サス[ひ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひ]
  1. (n,n-suf) fire 2. flame 3. blaze 

火サス ( リダイレクト:火曜サスペンス劇場 ) : ウィキペディア日本語版
火曜サスペンス劇場[かようさすぺんすげきじょう]

火曜サスペンス劇場』(かようサスペンスげきじょう)は、1981年9月29日から2005年9月27日にかけて、日本テレビで毎週火曜日に放送された長時間ドラマ番組枠。いわゆる2時間ドラマである。通称『火サス』。
なお、放送枠が終了した現在でも、一部の地上波局やBS日テレ(BSデジタル)、日テレプラス(CS)などで再放送が行われている。
== 概要 ==
原則として21:00 - 22:54〔最終回時点における通常編成時のもの。番組開始当初は21:02 - 22:54だったが、2005年4月に21:00からの当番組関連ミニ枠の終了時刻繰り下げ・後の廃枠による開始時刻の変更。また、1986年4月以降の後続のスポーツニュース(1994年4月以降は『NNNきょうの出来事』)の開始時刻の変動による終了時刻の変更がそれぞれ幾度となく行われた。〕(JST)に毎週1話完結(極稀に前後編形式の作品もある)のサスペンスドラマを放送していた番組タイトルの通り、サスペンスドラマ専門の番組ではあった。初期にはサスペンス以外にホラー系の作品も放送していた。
第1回放送は、島田陽子主演の「球形の荒野」(松本清張原作)。1980年代は、松本清張作品などの日本の推理作家や海外ミステリーなどを原作として、ベテランのスタッフが映像化する重厚な作品が多く、全盛期には視聴率もしばしば25%を超える人気を誇った。日本テレビにとっては、1980年に放映の始まったよみうりテレビ制作の『木曜ゴールデンドラマ』に次ぐ2時間ドラマ枠であり、1988年からはさらに『水曜グランドロマン』を設けるなど、日本テレビ系列では2時間ドラマ枠が多くなったが、『火曜サスペンス劇場』はその中核であり、最も息の長い枠となった。1990年代以降は、主に50歳代から60歳代の女性を視聴者に絞り定番シリーズを放送する安定路線が敷かれた。
この番組の開始によって、『木曜ゴールデンドラマ』が、毎回、読売テレビの制作に変更された(それまでは、日本テレビと読売テレビが交互に制作していた)。ただし、札幌テレビ放送テレビ岩手福岡放送といった系列局が制作することがあったり、系列局の地元の“お国自慢”などに絡んだ作品が制作されたりすることもあった。
1981年の放送開始から24年間に渡って放送され一時期は視聴率が20%を超えることもあったが、21世紀に入ってからは視聴率低下に歯止めがかからず、2005年9月27日の放送をもって放送を終了した。なお、最終回の放送内容は火サス最多出演俳優の水谷豊主演の「事件記者・三上雄太III 逃走援助」で、放送時刻は19時からの3時間特番により1時間遅い22時00分 - 23時54分であった。
後継番組枠は『DRAMA COMPLEX -ドラマ・コンプレックス-』(2005年11月1日 - 2006年10月17日)のちに『火曜ドラマゴールド』(2006年10月31日 - 2007年3月27日)。これらの番組枠を含め『火曜サスペンス劇場』より継続して副音声による解説放送(作品によりステレオ放送の場合もある)と字幕放送も行われていた。
放送終了から5年を迎える2010年9月27日、平日昼の情報番組DON!』の「きょうは何の日」のコーナーで、「『火曜サスペンス劇場』が終了した日」として、当番組が取り上げられ、船越英一郎のインタビューや、最多出演俳優(1位は水谷豊)・女優(1位は浜木綿子)、犯人役として出演した最多俳優(女優)(藤真利子)などを放送した。
なお提供スポンサーは第1回放送「球形の荒野」の時点では、21時台が前身の『プロハンター』までのものが、22時台が同じく前身の『三年待った女』までのものがそれぞれ、そのまま引き継がれる形となったが、その翌週(1981年10月6日放送分)の第2回放送「消えたタンカー」ではこれが逆となった(以後、1週間ごとにこのパターンを繰り返した)。
また、大林宣彦神代辰巳鈴木清順ら劇場映画で名声を博している旬の監督たちを起用して演出家主導の意欲作を撮らせる試みもしばしば行われた。これも、ある程度型にはめた内容が求められる二時間ドラマとしては異例である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「火曜サスペンス劇場」の詳細全文を読む




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