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# 火刑法廷(かけいほうてい)は、17世紀のフランスで行われた裁判の一種で、魔女、毒殺者と目された人物を火刑にするために開かれた。被告は拷問に付され、死体は火で焼かれた〔魔女狩り参照。〕。 # 推理作家ジョン・ディクスン・カーが、上記題材に著わした推理小説。本項で詳述。固有名詞はハヤカワ文庫版(小倉多加志訳)に従う〔日本語版の翻訳権は早川書房が所有し、小倉多加志訳によるハヤカワ文庫『火刑法廷』 ISBN 4-15-070351-5 が1976年以来長らく現役版であったが、現在は2011年8月に出版された加賀山卓朗訳による改訳版(ISBN 4-15-070370-1)が現役版となっている。〕。 ---- 『火刑法廷』(かけいほうてい、原題:''The Burning Court'' )は、ジョン・ディクスン・カーが1937年に発表した小説。 カーの代表作のうちの1つであり、推理小説と怪奇小説を融合させた作品として、後述のとおり海外ミステリー作品ベストテン内に評価されることもある。第三者的ないわゆる「神の視点」から記述されるが、視点は主に編集者エドワード・スティーヴンスを追う。彼の隣人である弁護士マーク・デスパードの伯父マイルズ・デスパードを襲った不可解な事件を題材に、毒殺犯の消失、納骨室からの死体の消失という2つの不可能興味を扱う。 == 作品の評価 == * 海外ミステリー人気投票では、1985年『週刊文春』(「東西ミステリーベスト100」1985年版)で14位、1999年『EQ』で6位、2005年『ジャーロ』で6位、2006年『ミステリ・マガジン』で2位、2010年『ミステリが読みたい!』(海外ミステリ オールタイム・ベスト100 for ビギナーズ)で29位、2012年『週刊文春』(「東西ミステリーベスト100」2012年版)で10位に挙げられている。 * 江戸川乱歩は「カー問答」〔『別冊宝石』、カア傑作集、1950年8月初出(カー短編全集5『黒い塔の恐怖』、創元推理文庫所収)。〕の中で、カーの作品を第1位のグループから最もつまらない第4位のグループまで評価分けし、その時点では本作が未読のため評価をいったん保留し、読了後、非常に面白く第1位のグループに加えてもよいと思う、と評している〔「カー問答」を「続幻影城」に収めたとき(1954年)の追記。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「火刑法廷」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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