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(n) volcanic gas =========================== ・ 火 : [ひ] 1. (n,n-suf) fire 2. flame 3. blaze ・ 火山 : [かざん] 【名詞】 1. volcano ・ 火山ガス : [かざんがす] (n) volcanic gas ・ 山 : [やま] 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point
火山ガス(かざんガス、)は、火山の火口や噴気口から出る成分(火山噴出物)のうち、気体のもの。火山ガスを多く含むガスを火山性ガス(かざんせいガス)と言うこともある。 主成分は水蒸気、二酸化炭素でほかに二酸化硫黄(亜硫酸ガス)も含まれる。通常は少量の水素ガス、一酸化炭素、硫化水素、塩化水素が含まれる。火山によってはフッ化水素〔Volcanic Gases - Michigan Technological University〕や四フッ化ケイ素〔、メタンガス〔、アンモニア〔、硫化カルボニル〔Component Of Volcanic Gas May Have Played A Significant Role In The Origins Of Life On Earth - Science Daily〕、ヘリウム〔Volcanic Gases and Their Effects - USGS〕、ラドン、水銀蒸気〔火山ガスとエアロゾルの概要 - IVHHN〕などが含まれることもある。毒性をもつ成分や酸欠により、動植物の生命に大きな危害を及ぼすことがある。また、熱により周辺の生態に大きな影響があることも多い。吸った動物や人間が、その場で死亡することも珍しくない。また、中毒に気づかず、手遅れとなり死亡することもある。 噴火はしなくても、恒常的あるいは間歇的に火山ガスのみを噴出する火山も多い。 温度は数百°C以上であることが多い。 空気よりも密度が高いのでくぼ地にたまりやすい。 == 日本国内における主な被害 == * 1986年 - 1997年: 阿蘇山・中岳第一火口(熊本県)にて、観光客が7名(発生件数6件)死亡。 * 1997年7月12日: 青森県の八甲田山山麓にて、凹地に滞留していたガスにまかれ、訓練中の自衛隊隊員3名が死亡〔八甲田山,気象庁 〕。 * 1997年9月15日: 福島県の安達太良山の火口付近にて、登山客4名が死亡。安達太良山火山ガス遭難事故を参照。 * 2000年8月10日 - : 三宅島・雄山(東京都)にて、火山活動により大量の火山ガスが放出、全島民が避難した(2005年2月より、順次帰島が開始される)。なお、現在も火山ガスの放出が続いており、山頂周辺が立ち入り禁止区域となっている。 * 2005年12月29日: 秋田県泥湯温泉近郊の駐車場で、雪でできた窪地に滞留した火山ガスにまかれ観光に来ていた一家4名が死亡。 * 2010年6月20日: 八甲田山近くにある酸ヶ湯温泉で、タケノコ採りに来ていた女子中学生がガスにまかれ死亡〔。1997年に自衛隊員が死亡した場所は、南西に約7km離れた地点にある〔火山ガスか、タケノコ採りの中2女子死亡…青森 2010年6月20日 YOMIURI ONLINE。2010年6月26日閲覧〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「火山ガス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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