翻訳と辞書
Words near each other
・ 火星の日面通過 (冥王星)
・ 火星の日面通過 (土星)
・ 火星の日面通過 (天王星)
・ 火星の日面通過 (木星)
・ 火星の日面通過 (海王星)
・ 火星の植民
・ 火星の生命
・ 火星の衛星
・ 火星の運河一覧
・ 火星を扱った作品一覧
火星シリーズ
・ 火星トロヤ群
・ 火星ロボ大決戦!
・ 火星三部作
・ 火星人
・ 火星人 (六星占術)
・ 火星人 (曖昧さ回避)
・ 火星人と今日子と醤油
・ 火星人の方法
・ 火星人ゴーホーム!


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

火星シリーズ : ミニ英和和英辞書
火星シリーズ[かせいしりーず]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひ]
  1. (n,n-suf) fire 2. flame 3. blaze 
火星 : [かせい]
 【名詞】 1. Mars (planet) 
: [ほし]
 【名詞】 1. star 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

火星シリーズ : ウィキペディア日本語版
火星シリーズ[かせいしりーず]

火星シリーズ』(かせいシリーズ)は、アメリカの作家エドガー・ライス・バローズが著した、架空の火星を舞台にしたSF冒険小説のシリーズ。
本項では、火星の事物の日本語表記は、最新版である創元SF文庫の合本版による。
== 概要 ==
1912年2月から6月に、ノーマン・ビーン(Norman Bean)のペンネームで連載された『火星の月の下で』(Under the Moons of Mars)が、火星シリーズの始まりである。原題は『デジャー・ソリス、火星のプリンセス』(Dejah Thoris, Princess of Mars)で、バローズが1911年にパルプマガジン「オールストーリー・マガジン」に送り、採用された。
それを復題書籍化して1917年に刊行された ''A Princess of Mars''(邦題『火星のプリンセス』)を第1巻とし、火星シリーズは全11巻で構成されている。第10巻 ''Llana of Gathol''(邦題『火星の古代帝国』)の刊行は1948年だが、最終巻 ''John Carter of Mars''(邦題『火星の巨人ジョーグ』)の刊行は1964年である(死後14年が経過)。日本では、1965年から創元推理文庫(現在の創元SF文庫)その他で刊行された。
当時から「太陽系で、地球以外に最も生命の存在の可能性が高い」とされていた火星を舞台に、
: 「幽体離脱して地球から火星に瞬間移動した主人公が、怪物相手に活劇を繰り広げ、美女を救う」
という物語は大ヒットとなり、以後多くの追随作品(惑星冒険もの)を生んだ(さらに、主人公は「生まれも育ちも、年齢も不詳」と自称している)。ロバート・E・ハワードの「英雄コナン」シリーズやリン・カーターの「レムリアのゾンガー」シリーズ等のヒロイック・ファンタジーの祖型と目されることもあるが、それらに特徴的な魔術への傾斜はバローズの諸作にはきわめて希薄であり、随所に「科学」による説明がなされていることも特色のひとつである。
バローズはアメリカではターザンの作者として有名だが、日本では、まず火星シリーズの作者として認識されている。これは、ターザンの映画は多く公開されていたものの、作家としては創元推理文庫から本シリーズが刊行されることによって一気に人気が出たためである。「火星」が最初に訳出・出版されたという事情に加えて、創元推理文庫版に付された武部本一郎による美麗なカバー絵、口絵、挿絵が読者の絶賛を博したことによる部分も大きい。武部はその後、金星シリーズ、ターザン・シリーズ、ペルシダー・シリーズなど、殆どのバローズ作品の挿絵を描いている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「火星シリーズ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.