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『火曜スペシャル』(かようスペシャル)は、1971年から1973年まで日本テレビで火曜日の夜に断続的に編成されていた単発特別番組枠である。 == 概要 == それまで各局の90分雨傘番組といえば、時代劇・映画がほとんどだったが、1970年4月にフジテレビで開始した単発特別番組枠『テレビグランドスペシャル(第2期)』〔因みに、第1期は1967年11月 - 1968年3月に土曜20:00 - 20:56に放送した物で、これが日本初の単発特別番組枠となった。〕は、同じ日に『巨泉×前武ゲバゲバ90分!(第2期)』開始までの穴埋め番組として開始した『新ナポレオン・ソロ90分』〔かつて同局で放送されていた海外ドラマ『0011ナポレオン・ソロ』の再編集版。〕をはるかに上回る視聴率を上げた。そこで日本テレビもこれに対抗しようと、1971年の雨傘番組として当番組を開始した。そしてその内容も、『テレビグランド(第2期)』がゲーム・コント・音楽など娯楽性の高い物だったのに対し、当番組はスポーツ・映画・ドキュメンタリーといった物を放送する事にした。なお同じ日には、フジテレビでも全く同じ枠で『火曜ワイドスペシャル(第1期)』が開始しており、単発特別番組枠同士が並ぶ事となった。 第1期は『火曜ワイド(第1期)』ほどではないが好評で、続く1972年にも放送し、10月開始の海外ロケバラエティ『スーパースター・8☆逃げろ!』〔当時流行っていた8ミリフィルムを使い、藤村俊二を逃げ手、週替わりのゲストを追っ手にして、双方の追いかけを絡ませながら海外ロケを行う番組。プロデューサーは『ゲバゲバ』の井原高忠。しかし『火曜ワイド(第2期)』に食われ、わずか6回で打ち切りとなった。〕と、30分ドラマ『鉄平と順子』(主演:大和田伸也・松坂慶子)に枠を譲ったが、『逃げろ!』が6回で打ち切りになったのに伴い、急遽20:00 - 20:56の枠で復活、1973年1月からは『鉄平と順子』終了に伴い、枠を21:26まで拡大して継続し、9月まで続けたが、この時期になると、より娯楽性の高い『火曜ワイド(第2期)』に食われる様になり、終了後は夜8時枠は時代劇路線・夜9時枠はドラマに変更、火曜の単発特別番組枠は1995年 - 1997年の雨傘番組として放送した『火曜デラックスシリーズ』まで放送されなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「火曜スペシャル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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