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(n) ash =========================== ・ 灰 : [はい] 【名詞】 1. ash ・ 灰分 : [かいぶん] (n) ash ・ 分 : [ぶん, ふん] 1. (n,n-suf,pref) (1) part 2. segment 3. share 4. ration 5. (2) rate 6. (3) degree 7. one's lot 8. one's status 9. relation 10. duty 1 1. kind 12. lot 13. (4) in proportion to 14. just as much as 1
灰(はい)は、草や木、動物などを燃やしたあとに残る物質。 古来より有用な化学物質として広く用いられてきた。また、象徴としても世界の様々な文化、伝承に登場する。 ==成分== 生物は、骨などを除けば、主に有機物から構成されている。ほとんどの有機物は、元素として炭素、水素、酸素、窒素(および硫黄、リン)から構成されている。これらの元素は高温でかつ十分に酸素を供給して焼却すると、完全燃焼して二酸化炭素や水蒸気などの気体となって散逸する。一方、体内に微量に含まれている無機質、特に金属元素(カリウム、カルシウム、マグネシウムなどの化合物類)は燃焼しても気体にはならず、固体として後に残る。これが灰である。 灰の主成分元素はカリウムやカルシウム、マグネシウムであり、微量のアルミニウム、鉄、亜鉛、ナトリウム、銅などの金属元素(ミネラル)やプラント・オパール由来の珪酸も含まれる(含まれる元素は燃やすものによって左右される)。これらは酸化物や炭酸塩として存在しており、通常は水に溶かすと強いアルカリ性を示す(具体的な性質については炭酸カリウムなどを参照)。 ただし、温度が十分に高くなかったり、酸素供給量が不十分であったりすると、有機物が完全に分解せずに残ることがある。特に塩素が存在する場合は焼却灰の中に微量のダイオキシンが含まれることが判明し、一時期問題となった。 また、食物を燃やしてできる灰の水溶液のpHを測定し、それによって食品を酸性食品とアルカリ性食品に分類する学説がある。 石油や石炭などの化石燃料を燃焼させて出来る灰には、ゲルマニウムやバナジウムなどの金属が大量に含まれる場合があり、これらの原料として利用される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「灰」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ash (analytical chemistry) 」があります。
=========================== 「 灰分 」を含む部分一致用語の検索リンク( 5 件 ) 外来灰分 灰分 硫酸塩灰分 粗灰分 酸不溶性灰分 スポンサード リンク
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