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灰礬柘榴石(かいばんざくろいし)はネソケイ酸塩の柘榴石群に属する鉱物の一種である。 グロッシュラー(grossular)とも呼ばれる。名称は西洋スグリのGrossulariaに由来する。 == 特徴 == 組成式はCa3Al2(SiO4)3で表され、純粋なものは無色であるが普通は少量の灰鉄柘榴石および灰鉻柘榴石成分を固溶体として含み淡褐色や淡緑色を呈する。屈折率は1.74程度であるが、密度と共に固溶する灰鉄柘榴石成分などの比率により変動する。カルシウムイオンのイオン半径がやや大きいため、苦礬柘榴石や鉄礬柘榴石とは固溶体をつくりにくい〔木下亀城、小川留太郎 『標準原色図鑑全集6 岩石鉱物』 保育社、1967年〕。 一般の柘榴石と同様に菱形十二面体あるいは偏菱二十四面体の自形結晶をつくりやすく菱形十二面体が一般的である。灰鉄柘榴石などとの区別は難しいが、灰鉄柘榴石は磁化率が高いことなどから区別が可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「灰礬柘榴石」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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