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灸頭鍼(きゅうとうしん)は、鍼または灸の治療形態の一つで、鍼の柄(鍼柄)にもぐさを巻き付けて燃焼させるものである。竜頭(りゅうず)、鍼頭(しんとう)とも呼ばれる鍼柄(しんぺい)にお灸をつけるので、本来は鍼頭灸(しんとうきゅう)と呼んだ方がいいのだが、考案者の赤羽幸兵衛(あかばね・こうべえ)が灸頭鍼と名付け、『灸頭鍼法』という本を出版しているため、彼の意思を尊重して、業界では灸頭鍼と呼ばれている。英語ではMoxa needleというため、一般の人に説明するときには、もぐさばり、きゅうばりなどといい、また、「温鍼」、「温灸」と呼ぶこともある。 ==歴史== 鍼も灸もよく効くので、一緒にやったらもっと効くのではないかと考える人は多い。しかしいわゆる「コロンブスの卵」で、本気に考える人はいなかった。 昭和初期に、皮内鍼なども発明している群馬県の鍼灸師赤羽幸兵衛は、真剣にそのやり方を考えていたが、当時の鍼は、鍼柄と鍼体がごく弱い半田で接続されているだけで、熱どころか、ちょっと力を入れると継ぎ目でおれてしまうほどで、とても実用にならなかった。 試行錯誤のすえ、太めのステンレスの鍼で、鍼柄を半田ではなく、かしめ式で作り、その上に、中央部に鍼柄が被さる塔のような管がついた金属製のお皿を乗せ、お皿の上でもぐさを燃やす方法を考案した。70年代以降は、鍼もステンレス製が中心になり、鍼柄も大半がかしめ式になったため、現在では鍼に直接もぐさをつけるようになっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「灸頭鍼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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