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1. (v5k) to boil 2. to cook ・ 炊く : [たく] 1. (v5k) to boil 2. to cook
飯(めし、いい、はん、まんま)とは、 #イネ科の米、麦、あるいはキビ亜科の穀物に、水を加えて汁気が残らないように炊いた、あるいは蒸した食品のこと。本項で詳述する。 #食事の別名、俗称。 ---- == 概要 == 「めし」は本来「召し上がる物」という意味であり、古に高貴な人の行動を直接「食ふ(食う)」と表現するのは憚られるので間接的に「召す」と表現したことに由来し、日本語に継続的に生じている「敬語のインフレーション」(初めは尊敬を込めた表現でも、長く使っているとありがたみが薄れて普通またはそれ以下の表現になる)という現象により、現在はややぞんざいな表現になった。丁寧語は「御飯」(ごはん)。幼児語は「まんま」。老人語は「まま」。現在では特に米を炊いた食品を指す言葉となっている。以下でも主に米を炊いた飯を中心に述べる。 人は生米等のβデンプンをほとんど消化できず、食べてもうまみを感じないが、炊飯の加水と加熱により、消化が良いαデンプンに変化(α化)した飯にはうまみを感じるようになる。室温以下で保存すると、冷めて冷やご飯となるが、時間の経過と共にαデンプンがβデンプンに戻っていき(デンプンの劣化)、硬くなる。消化が悪くなり、味も劣化する。温め直せばα化する(焼いて作られた食パンをトーストすることに相当する)。保温すれば「デンプンの劣化」は防げるが、質が劣化し臭くなる。酢飯は冷めても硬くなりにくい。電子レンジで加熱調理する無菌パック入りの製品も市販されている。(→包装米飯) 最近では、健康志向で後述の雑穀飯や発芽玄米、あるいは白米にカルシウム等ミネラルの添加剤も混ぜた調理もなされる。 なお、食事全般を指す場合は、米飯を含まない食事にも用いられる。特に「朝飯」「朝御飯」(朝食)、「昼飯」「昼御飯」(昼食)、「夕飯」「夕御飯」「晩飯」「晩御飯」(夕食)、「夜飯」「夜御飯」(夜食)等と言った場合は顕著である。「夜飯」、「夜御飯」は夕食を指すこともある。「午飯」(ごはん)と言えば、昼食のことである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「飯」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Steamed rice 」があります。 スポンサード リンク
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