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無伴奏(むばんそう)は、主として西洋音楽で用いられる用語で、通常伴奏を伴って演奏する単音楽器(ヴァイオリンなど、和音を演奏することもできるが単音で演奏するのを常態とする楽器を含む)や声楽が、演奏するさいに伴奏をともなわないこと、またはそのような楽曲のことである。例えば、「ヴァイオリンソナタ」という語は、直訳すれば「ヴァイオリンによる演奏(曲)」ということになるが、この語は通常、“ヴァイオリン+ピアノなどの鍵盤楽器”という編成の楽曲に用いられる。そこで、例えば完全にヴァイオリン一本だけによるソナタは、区別するために「無伴奏ヴァイオリンソナタ」と呼ぶ。 この語は、主として、弦楽器の中のヴィオール属(ヴィオラ・ダ・ガンバなど)およびヴァイオリン属(ヴァイオリン、チェロなど)や、管楽器、声楽に用いられる。ピアノ、オルガンなどの鍵盤楽器や、ハープ、ギターなどの一部の弦楽器については、独奏であっても「無伴奏」という言葉はほとんど用いられない。和音を奏でることが容易なこれらの楽器は、特に伴奏を必要としないからである。また、打楽器にもあまり用いられない。 なお、声楽の無伴奏を、特にア・カペラと呼ぶ。 == 主な無伴奏作品 == === ヴァイオリン === * J・S・バッハ - 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001~6(ソナタ3曲とパルティータからなる) * パガニーニ - 24の奇想曲 作品1 * イザイ -無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 作品27(全6曲) * クライスラー - レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース 作品6 * バルトーク - 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ * プロコフィエフ - 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品115(本来はヴァイオリン斉奏(ユニゾン)のための作品) * ハチャトゥリアン - ソナタ・モノローグ 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無伴奏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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