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無情の世界(You Can't Always Get What You Want)は、1969年に発表された、ローリング・ストーンズの楽曲。アルバム『レット・イット・ブリード』収録。ローリング・ストーン誌が2004年に選出した「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」にて、第100位にランクイン〔RS 500 Greatest Songs of All Time : Rolling Stone: 〕。 ==解説== 荘厳なコーラスを取り入れた、7分を超える大作。1969年7月発表のシングル「ホンキー・トンク・ウィメン」のB面曲として発表された時は、イントロのコーラスと、ヴァースの一部分をカットした短縮バージョンで、モノラルにて収録された。同年12月発表の『レット・イット・ブリード』で、初めてフル・レングス・バージョンが登場した。1968年11月、ロンドンのオリンピック・スタジオにて最初のレコーディングが行われ、同年12月に製作された「ロックンロール・サーカス」でもいち早く披露されている。翌1969年のレコーディングにて、ジャック・ニッチェによる編曲で、コーラス隊のオーバーダブが行われた。なお、この当時はまだブライアン・ジョーンズがバンドに在籍していたが、彼はこの曲には一切関わっていない。また、ドラムスはプロデューサーのジミー・ミラーが担当したため、チャーリー・ワッツもこの曲の録音には参加していない。 ミック・ジャガー自身もこの曲を気に入っているようで、「欲しいものがいつでも手に入るとは限らない」というリスナーがアイデンティファイしやすいメッセージ性と、一緒に歌いやすいコーラスがついているのがこの曲の人気の理由だろうと語っている。ストーンズのライブでも度々採り上げられており、1977年の『ラヴ・ユー・ライヴ』、1991年の『フラッシュポイント』、2004年の『ライヴ・リックス』と、複数のライブ盤に収録されている。また、1973年には日本で独自にシングルカットされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無情の世界」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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