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無想吊橋(むそうつりばし)とは、静岡県寸又峡上流の大井川水系寸又川の支川逆河内川(さかさごうちがわ)に掛けられていた林業作業用の吊り橋。無想の橋、新・無双吊橋、新逆河内吊橋、無想の吊り橋、夢想吊橋とも呼ばれるが川根本町の公式な表記は無想吊橋である。 住宅建築ブームにより植林が盛んだった、1970年代に整備された日向林道(南赤石林道支線)の一部として不動岳斜面への通行に利用されたが、林業の衰退に伴い全線が廃道状態となっている。長さ144m、高さ83m。日本一怖い吊橋〔ザ・ベストハウス123(2006年11月8日)『渡るのが怖い橋 ワースト3』フジテレビ系列.〕として知られていた。 == 概要 == 古くから木材産地だった大井川上流の赤石山脈渓谷地帯では、深い谷を越えるため吊り橋敷設が行われてきた。近代に入り鋼索が使用されるようになると100mを越える長い橋が登場するが、無想吊橋はその中でも長さと川底からの高さが群を抜いていた。 構造は、2条の主索と、10 - 20cm間隔の敷線20本程度、約50cm間隔の横桁(そろばん板)、幅30cm程度の踏み板2列から成っている。板はクリ材が用いられ、番線で留めてある。今の橋は二代目で、ほぼ同じ場所に旧橋の主索が少し残っているという。 無想吊橋に限らず、周囲には同様の構造で敷設された吊り橋が多く、例えば寸又峡温泉周辺では夢の吊橋(長さ90m高さ8m)、猿並橋(さんなみばし:長さ96m高さ11m)、下流の塩郷駅そばの久野脇橋(くのわきばし:長さ210m高さ10m、愛称:恋金橋)などは整備され、観光スポットとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無想吊橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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