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(n) anarchy =========================== ・ 無 : [む] 【名詞】 1. nothing 2. naught 3. nought 4. nil 5. zero ・ 無政府 : [むせいふ] 【名詞】 1. anarchy ・ 無政府状態 : [むせいふじょうたい] (n) anarchy ・ 政 : [せい, まつりごと] 【名詞】 1. rule 2. government ・ 政府 : [せいふ] 【名詞】 1. government 2. administration ・ 状 : [じょう] 1. (n,n-suf) shape ・ 状態 : [じょうたい] 【名詞】 1. current status 2. condition 3. situation 4. circumstances 5. state ・ 態 : [たい, ざま] 【名詞】 1. plight 2. state 3. appearance
無政府状態(むせいふじょうたい)は、国家などの社会集団において行政機関が存在しないか、形式的に存在しても実質的に行政機能が働いていないために社会秩序が保たれていない状態である。アナーキー(、ギリシア語で、「支配する者のない」より)ともいう。 == 概説 == 無政府状態は、革命、内戦、戦争などによって既存の行政機関が崩壊し、新たな行政機関が樹立されない場合に生じることが多い。旧行政機関の支配地域全体にわたって無政府状態が生じることもあれば、行政機関の支配が及ばない一部の地域のみが無政府状態となることもある。地震など大災害によって行政機関が一時的に壊滅状態に至った際に、局地的に無政府状態に陥る事もある(例:ハイチ大地震)。 歴史的に有名な無政府状態の例としては17世紀のイングランド内戦時のイングランド、フランス革命時のフランス、1930年代のスペイン内戦時のスペイン、1991年頃以降のソマリア(ソマリア内戦)等があげられる。 17世紀-18世紀の市民革命期には、政治体の発展過程を理論付けるために、人間の自然状態についての考察が盛んに行われた。トマス・ホッブズは『リヴァイアサン』において人間の自然状態を「万人の万人による闘争」であると説いた。これはあくまでも理論的な考察にすぎないが、政府がない状態においては社会秩序が保たれないという意味で人間の自然状態を無政府状態と位置づけるものであるといえる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無政府状態」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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