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『無明地獄』(むみょうじごく)は、1926年(大正15年)製作・公開、悪麗之助が「陸大蔵」名義で監督した日本の長編劇映画、サイレント映画時代の剣戟映画である。 == 略歴・概要 == 阪東妻三郎プロダクション設立第6作である。監督には、マキノ・プロダクションの脚本家出身で、当時東亜キネマで映画監督となっていた当時24歳の悪麗之助を起用、悪は「陸大蔵」名義でこれを監督した〔無明地獄、日本映画データベース、2010年2月15日閲覧。〕。 日本映画データベースには、悪の原作を伊藤大輔が脚色した旨の記述があるが〔、公開当時のポスターには、「監督・脚本 陸大蔵」と表記されている〔『活辯時代』、御園京平、岩波書店、1990年3月刊 ISBN 4002600211, p.85.〕。ポスターに書かれたコピーは「大猛闘時代劇・切支丹異聞・剣戟闘史」であった〔。 本作は、松竹キネマ(現在の松竹)が配給し、同年4月15日に浅草公園六区・松竹館をフラッグシップに全国公開された。同時上映は松竹蒲田撮影所製作、大久保忠素監督による『夢の浮橋』である〔1926年 公開作品一覧 633作品 / 夢の浮橋 、日本映画データベース、2010年2月15日閲覧。〕。 本作の上映用プリントは、現在、東京国立近代美術館フィルムセンターにも〔所蔵映画フィルム検索システム 、東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年2月15日閲覧。〕、マツダ映画社にも所蔵されていない〔主な所蔵リスト 劇映画=邦画篇 、マツダ映画社、2010年2月15日閲覧。〕。現存しないとされる映画を中心に、玩具映画を発掘・復元する大阪藝術大学のリストにも存在しない〔玩具映画フィルム・リスト 、大阪藝術大学、2010年2月15日閲覧。〕。現状、観賞することの不可能な作品である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無明地獄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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