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硫酸ナトリウム(りゅうさんナトリウム、sodium sulfate)は化学式 Na2SO4 で表される硫酸のナトリウム塩。 比重 2.698、融点 884 ℃。無色の結晶、水に可溶〔。水溶液は中性〔。 == 性質 == 飽和水溶液から常温で結晶されると10水和物が得られる。普通この状態で存在することが多い。10水和物は俗に芒硝(ぼうしょう)〔あるいはグラウバー塩〔とよばれ、比重1.464の無色の結晶で、水に可溶。転移温度である 32.38 ℃で水和水が結晶水になる。水和物を空気中に放置すると風解するが〔JIS K 8986: 1994〕、無水和物を湿った空気中におくと水和物となる〔。 特徴として、水への溶解度が特異であることが挙げられる。この水溶液を熱すると、32.38 ℃までは溶解度があがり続けるのだが、その温度に達すると、水和物としての結晶 (Na2SO4•10H2O) ではなく、分解され水と切り離されたもの (Na2SO4 + H2O) としての結晶へと変化するため、ここの温度からは、溶解度は少しずつさがっていく。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「硫酸ナトリウム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sodium sulfate 」があります。 スポンサード リンク
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