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無調音楽 : ミニ英和和英辞書
無調音楽[むちょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [む]
 【名詞】 1. nothing 2. naught 3. nought 4. nil 5. zero
調 : [ちょう]
 【名詞】 1. (1) pitch 2. tone 3. (2) time 4. tempo
調音 : [ちょうおん]
 (n,vs) articulation
: [おと, ね]
  1. (n,n-suf) sound 2. note 
音楽 : [おんがく]
 【名詞】 1. music 2. musical movement 
: [たのし, らく]
  1. (adj-na,n,n-suf) comfort 2. ease 

無調音楽 ( リダイレクト:無調 ) : ウィキペディア日本語版
無調[むちょう]

無調(むちょう)、無調性(むちょうせい、, )とは、調性のない音組織のことである。無調は単なる調性の否定でなく、厳密には、調的な中心音(特定の主音・終止音)がない、和声的な分類体系トニカサブドミナントドミナント)が働かない、全音階的でないといった特色から、旋法性とも峻別される。
== 概要 ==
西洋音楽の歴史の中で数世紀の時間をかけて築き上げられた「調性」という名の調的な主従・支配関係に基づく音組織を否定し、19世紀末期から20世紀初頭にかけて新たに形成された音組織の概念である。調性のない音楽のことを無調音楽という。
20世紀の芸術音楽(現代音楽)を特徴付ける最も重要な概念のひとつであり、電子音楽効果音などの源流にもなっている。一方で、一般聴衆にとっては難解な音楽というイメージがあり、不協和音ばかりが使われた、意味不明で面白くない音楽、というレッテルを貼られることも少なくない。
無調に規律と秩序を与えようと創り出されたものに、「移調の限られた旋法」と「十二音技法」がある(いわゆる全音音階は、移調の限られた旋法の一種である)。その一方で、多調性(複調性・複旋法性)のように、複数の調的・旋法的な音階を同時使用することにより、調的な中心を曖昧にして、伝統的な調性感が働かないように楽曲構成することも可能である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「無調」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Atonality 」があります。




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