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『無頼船長の密謀船』(ぶらいせんちょうのみつぼうせん、原題 TRAPP'S PEACE)は、ブライアン・キャリスンにより、1979年に発表された海洋冒険小説。「無頼船長トラップ」の続編にあたり、第3作に「無頼船長と中東大戦争」がある。 ==物語== 第二次世界大戦の終結から三十年余り。相変わらず密輸で小銭を稼いでいたトラップの前に、ザラフィックと名乗るアラブ人が現れる。ザラフィックは、トラップに1つの商談を持ちかけた。それは、ある貨物船に船長として乗船し、積荷を本来の引渡し先以外の相手に売りつけ、その後に船を沈めるという保険金詐欺だった。大金に目が眩んだトラップは、1も2も無くこれを引き受けたのだった。 一方、三十年前にトラップと縁を切った元イギリス海軍大尉のミラーは、まっとうな貨物船の船長として穏やかな日々を送っていたが、ひょんなことから警察に追われる身になり、不幸にもトラップと再会を果たしてしまったために、またもや同じ船に乗り込むことになってしまった。さらに、積荷を狙って中国人ギャングまでもが船に乗り込んでくる始末。 こうして、それぞれの思惑を乗せたまま、貨物船「カマラン号」は出港したのだった……。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無頼船長の密謀船」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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