|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 無 : [む] 【名詞】 1. nothing 2. naught 3. nought 4. nil 5. zero ・ 顎 : [あご] 【名詞】 1. chin 2. jaw ・ 魚類 : [ぎょるい] 【名詞】 1. the fishes
無顎類(むがくるい Agnatha)とは、脊椎動物のうち、顎を持つ顎口類以外の動物。現在生息しているのはヤツメウナギ類とヌタウナギ類のみであり、大半のグループは絶滅している。 ==概要== 古典的には脊索動物門脊椎動物亜門無顎上綱のように単一のグループとされた。 しかし「顎を獲得していない」という共有祖先形質のみでまとめられた側系統群であり、無脊椎動物や爬虫類などと同様、分岐学的には有効な分類名ではない。それでも、顎獲得に伴う大幅な形態の変化を記述する上での利便性から、この名称が用いられる機会は多い。 「顎口類を除くすべての脊椎動物」という定義のため、例えば史上最古の魚類とされるミロクンミンギア、ハイコウイクチスなども無顎類と見なされる。 無顎類のうちほとんどが絶滅種であるが、現在でも生息しているもの(ヌタウナギ類とヤツメウナギ類)に関しては円口類と呼ばれる。円口類の2つのグループに関しては、分子系統や詳細な形態解析から単系統のクレードをつくるとの説が一般的になってきている。〔Kardong, K. (2008). Vertebrates: Comparative anatomy, function, evolution,(5th ed.). (pp.84-87). Boston: McGraw-Hill〕 〔 〕 。過去にはヤツメウナギと顎口類とを単系統としてまとめて「脊椎動物」と呼び、ヌタウナギをその外群とした説もあった。この場合、ヌタウナギと「脊椎動物」とをまとめて「有頭動物(Craniata)」と呼び、現在でもこの分類を採用している書籍などは少なくない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無顎類」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Agnatha 」があります。 スポンサード リンク
|