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(n) gunpowder =========================== ・ 煙 : [けむり] 【名詞】 1. smoke 2. fumes ・ 煙硝 : [えんしょう] (n) gunpowder
硝石(しょうせき、、〔、〔)は、硝酸塩鉱物の一種。化学組成は KNO3(硝酸カリウム)、結晶系は斜方晶系。 == 産出地 == 中国内陸部や西アジア、南ヨーロッパのような乾燥地帯、例えばスペイン、イタリア、エジプト、アラビア半島、イラン、インドなどでは、土壌から析出した硝石が地表で薄い層になって産するため、天然に採取される。 北西ヨーロッパや東南アジア、日本のような湿潤環境下では、天然では得がたい。ドイツやフランス、イギリスのような北西ヨーロッパでは、家畜小屋の土壁の中で、浸透した家畜の排泄物が微生物の作用によって硝酸カリウムとなったものを抽出して硝石を得ていた。また、東南アジアでは、伝統的に高床式住居の床下で鶏や豚を多数飼育してきたため、ここに排泄された鶏糞、豚糞を床下に積んで発酵、熟成させ、ここから硝石を抽出してきた他、熱帯雨林の洞穴に大群をなして生息するコウモリの糞から生成したグアノからも抽出が行われてきた。日本では、基本的には戦国時代の火器導入以降の黒色火薬の原料としての硝石を中国や東南アジア方面(インド)からの輸入に頼っていたが、加賀国や飛騨国などでは培養法というサクと呼ばれる草から硝酸カリウムを得る技術が開発され、硝石を潤沢に生産していたほか、他の地方では古土法と呼ばれる古い家屋の床下にある表層土に微生物の作用によって硝酸カリウムが蓄積したものを抽出して硝石を得ていた。古土法の生産量は少なかったが、結局は戦乱が収まったことにより、国内での需要を賄えるようになった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「硝石」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Niter 」があります。
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