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煙突効果(えんとつこうか、)とは、煙突の中に外気より高温の空気があるときに、高温の空気は低温の空気より密度が低いため煙突内の空気に浮力が生じる結果、煙突下部の空気取り入れ口から外部の冷たい空気を煙突に引き入れながら暖かい空気が上昇する現象をいう〔 〕。 火力発電所などの煙突はこの効果を用いて燃焼で生じた高温の二酸化炭素ガスを排出すると共に空気取り入れ口から外部の酸素が多い空気を取り込む。またオフィスビル等では、太陽やオフィイス機器から発生する熱で温められた室内に煙突効果を利用して外部の冷たい空気を自然換気で取り込むアトリウム型建築も建築されており、これにより建物のエネルギー消費量を 10 - 30 %削減できると期待されている〔 〕。他方、煙突効果が高い建物では火災時に煙突となる通路を通して炎や煙が広がりやすくなるためその対処が重要である〔。 == 原理 == 煙突効果は、以下の3段階で説明される。 # 空気の密度は温度が高いほど低くなる。煙突内は外部より高温のため外部より空気が低密度となるため ''浮力'' が生じる。 # この浮力により煙突下部で Δ''P'' の ''圧力差'' が生じる。 # この圧力差により、煙突下部の空気取り入れ口から毎秒 ''Q'' の冷たい空気が''給気''され同時に暖かい空気は煙突内を上昇して''排気''される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「煙突効果」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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