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熊本日日新聞(くまもとにちにちしんぶん)は、株式会社熊本日日新聞社が発行する熊本県の日刊地方新聞である。 「熊日」(くまにち)の略称で熊本県民に呼ばれている。発行部数は約34万5000部(2014年6月現在)で、九州地方の地方紙では、ブロック紙の西日本新聞、南日本新聞に次いで発行部数が多く、熊本県で購読率が最も高い。また熊本県で唯一朝刊と夕刊を発行している新聞社である(全国紙及び西日本新聞は朝刊のみ発行)。 水俣病の報道・キャンペーンなどで注目される。 系列放送局である熊本放送(RKK)を含め、熊本の民放テレビ・ラジオ各局で自社のCMがよく流れている。 == 歴史 == * 1942年(昭和17年)4月1日 - 第二次世界大戦による政府と軍部の「一県一紙令」により、熊本の2大紙「九州日日新聞」と「九州新聞」(政友会系)の2紙が合併して「熊本日日新聞」が朝夕刊セットで創刊。 * 1944年(昭和19年)3月6日 - 夕刊の発行を廃止。 * 1948年(昭和23年)12月4日 - 「熊日こども新聞」創刊(1950年(昭和25年)12月4日廃刊)。 * 1949年(昭和24年)10月10日 - 「夕刊くまもと」創刊(夕刊が復活)。 * 1951年(昭和26年)7月1日 -「夕刊くまもと」を統合し、 朝夕刊セット制が復活。 * 1953年(昭和28年)6月26日 - 熊本市内の水害で本社の輪転機が使用不能に。鹿児島市の南日本新聞社に印刷委託(1953年(昭和28年)7月5日夕刊から本社の輪転機が復旧)。 * 1953年(昭和28年)10月1日 - ラジオ熊本(現・熊本放送)開局。 * 1954年(昭和29年)8月1日 - 「猫てんかんで死滅 ネズミの激増で悲鳴」の見出しで水俣病を初めて報道。 * 1973年(昭和48年)11月29日 - 大洋デパート火災発生。犠牲者全員の顔写真を唯一掲載。 * 1980年(昭和55年)10月1日 - 鉛の活字を使わない電算写植による新聞製作システム(CTS)スタート。 * 1981年(昭和56年)10月29日 - 熊本市世安町に「熊日製作センター」完成。CTSによる新聞製作システムに完全移行。 * 1982年(昭和57年)3月22日 - 編集機能を熊本市上通町から世安町の製作センターに移転。 * 1987年(昭和62年)10月 - 世安町の製作センター敷地内(旧・熊本南警察署庁舎)に日本で初めての「新聞博物館」を開設。 * 1999年(平成11年)7月 - 本社機能を世安町に全面移転。 * 2002年(平成14年)3月29日 - 上通町の旧本社跡地に再開発ビル「びぷれす熊日会館」完成。「ホテル日航熊本」や「熊本市現代美術館」などが入居している。 * 2008年(平成20年)12月8日 - 夕刊に2006年(平成18年)11月から2008年(平成20年)10月にかけて掲載された医療特集「ピックUP」のうち、記事の一部がNHK出版が発行する番組テキスト「きょうの健康」からの転用だったことが発覚し、記事を執筆した50代の男性編集委員を部次長・総務局付に降格させた。 * 2011年(平成23年)7月1日 - マスコットキャラクター「ぷれすけ」を発表。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熊本日日新聞」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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