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熊本師管区(くまもとしかんく)とは、第6師団の管轄区域のことを指し、九州地方の南部に相当する地域である。 ==概要== 大日本帝国陸軍創設当初、九州地方は熊本鎮台の管轄区域である第六軍管区に属し、熊本鎮台が第6師団に改編され初めて師管区が設定された後も引き続き第六師管区に属していた。その後、1898年(明治31年)、小倉に第12師団が置かれ、1907年(明治40年)に久留米に置かれた第18師団が1925年(大正14年)には廃止されるなどし、九州地方の北部は第十二師管区として分離、第6師団管轄の第六師管区は南側半分となり、1940年(昭和15年)8月1日から師管区の呼び方が、それまでの師団の名称でなく地名を用いるようになり、熊本師管区と呼ばれるようになった〔陸軍管区表(昭和15年7月24日軍令陸第20号)〕。 常設師団の師団長は、天皇に直隷し、徴兵事務を担当する連隊区司令部を管掌し、補充業務などの管轄区域内の軍政についても責任を有していた。しかし師団長は有事の際には外地に出征して部隊の指揮を取ることが多くなり、内地に於ける補充業務などの軍政については留守部隊が担当した。このため留守師団が置かれ、師団長とは別に留守師団長が補されるようになり、常設師団の留守師団司令部が管轄区域を補充地とする特設師団の補充も担当した。第二次世界大戦の末期の1945年(昭和20年)1月20日に、大本営は「帝国陸海軍作戦計画大綱」を決定、本土に於ける軍の編制を根本的に改め、作戦と軍政の分離が推し進められることとなり、常設師団が管掌していた補充業務などの軍政を切り離し師管区司令部の管掌事項として、同年4月1日に熊本師管区司令部が設けられた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熊本師管区」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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