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熊本都市圏(くまもととしけん)とは、熊本県熊本市を中心とした都市圏のこと。経済学的な都市圏人口は約102万人。ただし、政治的に都市圏の範囲は変遷している。2008年から10年にかけて周辺自治体3町との合併が行われた結果、2012年4月1日に熊本市が政令指定都市に移行することとなった。 == 特色 == === 熊本県におけるプライメイトシティ === 熊本市の都市圏は、学術的(都市雇用圏)には108.4万人(2005年)の人口を擁する。この地域は北九州と南九州を結ぶ結節点として古くから政治・軍事・交通の中心となり、現在も九州地方全域を管轄する国の出先機関のいくつかが置かれ、九州地方の中心とされていた。 しかし、戦後九州各県に鉄道や空港が整備されていくにつれ、次第に南九州は熊本市を素通りして九州地方の政治機能を集中させた福岡市と繋がるようになり、熊本市の結節点としての地位は低下した。また、九州全域に高速道路が整備されると、鳥栖市に結節点が集められ、熊本市の交通の要衝としての地位は低くなった。現在でも九州財務局や九州農政局、熊本国税局、陸上自衛隊西部方面隊など九州内の行政・軍事の中枢機能も一応残ってはいるものの、実態としてその大半は福岡市に移されており、熊本都市圏は県庁所在地を中心とした都市圏として熊本県の政治・経済の中枢を担い、熊本県におけるプライメイトシティとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熊本都市圏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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