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熊谷正朗 : ミニ英和和英辞書
熊谷正朗[くまがい まさあき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くま]
 【名詞】 1. bear (animal) 
: [ただし, せい, しょう]
 【名詞】 1. (logical) true 2. regular 

熊谷正朗 : ウィキペディア日本語版
熊谷正朗[くまがい まさあき]

熊谷 正朗(くまがい まさあき、1974年(昭和49年)3月31日 - )は、日本のロボット工学者博士(工学)東北大学2000年)。自身が運営するロボット開発工学研究室で製作された玉乗りロボットは、国内外で注目された〔。知能ロボットコンテストの運営にも、実行委員長などで関与している。
東北大学助手、東北学院大学工学部講師、助教授、准教授を経て教授仙台市地域連携フェロー(ロボットメカト系担当)も併任する。カーネギーメロン大学と共同で球面誘導モータの開発にも取り組んでいる。熊谷が開設するウェブサイト上の、工学や技術について解説したページは広く参照されている。
== 来歴・人物 ==
宮城県仙台市に生まれ育つ。子供の頃からモノづくりに親しみ、幼少時は厚紙やセロハンテープで工作を行い、小学生になってからは田宮模型のギヤボックスも用いるようになり、小学4年生の時にははんだ付けや理科クラブでのラジオ製作を経験する。小学6年生の時にはパソコンを買い与えられ、プログラミングに打ち込むことになる。
東北大学に進学し、趣味の電子工作やプログラミングを活用する前提で機械工学系を選択する。UNIXワークステーションやその分散ネットワーク処理などを嗜み、大学院では江村超のもとで不整地対応二足歩行ロボットの研究に取り組む。機構や制御のみならず、姿勢センサなどの研究にも取り組み、2000年3月に博士(工学)の学位を取得。その後は助手として数年を過ごした後、2003年東北学院大学講師として赴任する(2006年助教授、2007年准教授)。
東北学院大学では、熊谷は学生の希望により卒業研究のテーマを決定するスタイルを採用。2004年に配属された学生玉球乗りロボットのアイデアを出し、二輪倒立振子ロボット、パイプ乗りロボットと発展していき、後継学生にも恵まれ玉乗りロボットが開発される。一定の成果が出た2008年頃にニコニコ動画で玉乗りロボットの動画を公開、その後IEEE Spectrumにも、学会発表用の動画とともに紹介される。なお、ニコニコ動画ではコメント機能により、玉の摩擦係数を向上について改良案を得ることができ、IEEE Spectrum による公開動画は、数日で50万回の再生を記録した。
2008年には仙台市の地域連携フェローとなり、「基礎からのメカトロニクス講座」や地域企業との連携を担当。2009年から2010年にかけて、カーネギーメロン大学ロボット研究所に客員教授として滞在。熊谷同様に玉乗りロボットを製作していたRalph L. Hollis教授とともに、高出力の球面誘導モータの開発を開始する。平面誘導モータを試作した上で球面誘導モータの開発に成功し、特許も出願している。
なお、2011年には東日本大震災を経験。熊谷自身や家族に大きな被害はなかったが、学生の安否確認などで苦労しており、IEEEや日本ロボット学会の会誌に経験談を記している。2013年には東北学院大学教授へ昇進している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「熊谷正朗」の詳細全文を読む




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