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熊野速玉大社(くまのはやたまたいしゃ)は、和歌山県新宮市新宮1にある神社。熊野三山の一つ。熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神とする。 境内地は国の史跡「熊野三山」の一部。2002年(平成14年)12月19日、熊野三山が史跡「熊野参詣道」から分離・名称変更された際に、御船島を含む熊野速玉大社境内が追加指定された。2004年(平成16年)7月に登録されたユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産・大峯奥駈道の一部〔、pp.39,75〕。 == 歴史 == 創建年代は不詳である。 熊野速玉大神は、熊野速玉大社では伊邪那岐神とされ、熊野本宮大社では同じ神名で日本書紀に登場する速玉之男(はやたまのを)とされる。また、この速玉之男神の名から神社名がつけられたといわれる。熊野夫須美大神は伊邪那美神とされる。もともとは近隣の神倉山の磐座に祀られていた神で、いつ頃からか現在地に祀られるようになったといわれる。神倉山にあった元宮に対して現在の社殿を新宮とも呼ぶ。穂積忍麻呂が初めて禰宜に任じられてからは、熊野三党のひとつ・穂積氏(藤白鈴木氏)が代々神職を務めた。 * 1871年 - 近代社格制度のもとで熊野速玉神社として県社に列格。 * 1883年(明治16年) - 打ち上げ花火が原因で社殿が全焼。 * 1915年(大正4年) - 官幣大社に昇格。 * 1967年(昭和42年) - 社殿を再建。 * 2004年(平成16年)7月1日 - 「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産に登録。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熊野速玉大社」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kumano Hayatama Taisha 」があります。 スポンサード リンク
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