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(n) thermocouple =========================== ・ 熱 : [ねつ] 1. (n,n-suf) fever 2. temperature ・ 熱電対 : [ねつでんつい] (n) thermocouple ・ 対 : [つい] 【名詞】 1. pair 2. couple 3. set
熱電対(ねつでんつい、)は、2種類の金属線の先端同士を接触させて回路を作り、接合点に発生する熱起電力を通じて温度差を測定する温度計〔〔。あるいは、その2種類の金属線のことを指す〔。 異なる2種の金属を接合すると、それぞれの熱電能の違いから、2つの接合点の間の異なる温度に応じた起電力が発生する原理(ゼーベック効果)を応用するものである。寿命の長さ・耐熱性・機械的強度などの利点があり、中高温領域の温度センサーとして工業的に最も広く用いられる。 == 原理 == 異なる2種の金属の線の両端を互いにつないで回路を作り、2つの接点の間に温度差を与えると、起電力(電圧)が生じる。この現象は、1821年にドイツの物理学者トーマス・ゼーベックによって発見され、ゼーベック効果と呼ばれている。 接点の一端(冷接点)の温度が分かっていれば、ゼーベック効果による起電力の電圧を測定し既知の起電力表と対比することで他端(熱接点)の温度がわかる〔。 冷接点温度は水の氷点温度を利用したり、機器内部の温度計測システムによって知ることが出来る。 なお、冷接点とは基準となる温度であり、熱接点とは測定対象に接した側の接点である。したがって低温の測定対象物の場合、実際の測定では冷接点側の温度が熱接点側の温度より高い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熱電対」の詳細全文を読む
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