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燐灰ウラン石(りんかいうらんせき、autunite)は、鉱物(リン酸塩鉱物)の一種。ウランの主要な鉱石鉱物。化学組成は Ca(UO2)2(PO4)2・10-12H2O。正方晶系。紫外線を照射すると、黄緑色の蛍光を発する。 板状あるいは鱗片状をしているため、燐重土ウラン石、燐銅ウラン石などとともに、ウラン雲母(uranmica)ともいわれる。 ウラン鉱床の二次鉱物としてか、あるいはペグマタイトに産出する。日本では、岡山県・鳥取県県境の人形峠鉱山などに産出する。 == 燐灰ウラン石グループ == ; 燐灰ウラン石(autunite) : Ca(UO2)2(PO4)2・10-12H2O ; sodium autunite : Na2(UO2)2(PO4)2・8H2O ; 燐重土ウラン石(uranocircite) : Ba(UO2)2(PO4)2・10-12H2O ; 燐銅ウラン石(torbernite) : Cu(UO2)2(PO4)2・10-12H2O ; saléeite : Mg(UO2)2(PO4)2・10H2O ; 燐アルミウラン石(sabugalite) : HAl(UO2)4(PO4)4・16H2O ; fritzscheite : Mn(UO2)2(PO4,VO4)2・10H2O (?) ; uranospinite : Ca(UO2)2(AsO4)2・10H2O ; heinrichite : Ba(UO2)2(AsO4)2・10-12H2O ; 砒銅ウラン石(zeunerite) : Cu(UO2)2(AsO4)2・10-16H2O ; kahlerite : Fe(UO2)2(AsO4)2・12H2O ; nováčekite : Mg(UO2)2(AsO4)2・12H2O ; trögerite : (UO2)3(AsO4)2・12H2O (?) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「燐灰ウラン石」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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