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燕岳(つばくろだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)にある標高2,763 mの山。山体すべてが長野県に属する。日本二百名山〔深田クラブ『日本二百名山』昭文社、1987年、ISBN 4-398-22001-1, P.157〕及び新日本百名山〔岩崎元郎『新日本百名山登山ガイド〈下〉』山と溪谷社、2006年、ISBN 4-635-53047-7, pp. 28-31〕に選定されている。 == 概要 == 常念山脈に属し、北アルプス三大急登の一つである合戦尾根を登り切った稜線上にある。1934年(昭和9年)12月4日に中部山岳国立公園に指定され、山頂付近は特別保護区域、その周辺は特別地区に指定されている〔中部山岳国立公園区域の概要 環境省、2010年12月30日閲覧。〕。中房温泉が登山口であり、大天井岳を経て槍ヶ岳へ向かう表銀座コースの始点でもある。花崗岩でできた独特の山体を持ち、高山植物の女王と言われるコマクサの群生がある。周辺のハイマツ帯には、ライチョウが生息している。 山名は、春の雪形がツバメに似ているためつけられた。1915年(大正4年)の長谷川如是閑の『日本アルプス縦走記』で燕岳が記され、この10年前からの期間内で命名されたとする説がある〔『日本の山1000』 山と溪谷社、1992年、ISBN 4-635-09025-6, P.415〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「燕岳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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