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爆買い(ばくがい)とは、一度に大量に買うことを表す俗語である。主に来日した中国人観光客が大量に商品を購買することに用いられ、2014年頃までに定着した〔。2015年2月の春節休暇に中国人観光客が日本を訪れ高額商品から日用品まで様々な商品を大量に買い込む様子を「爆買い」と表現して、多くの日本メディアが取り上げた〔菊池(2015年)147ページ〕。中国側のメディアによれば春節期間中、日本を訪れた中国人観光客は45万人にのぼり、消費額は66億元(1140億円)を記録し、日本企業にとってビジネスチャンスとなっている〔。この用語は2015年ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選出された。中国語表記は、である。 == 爆買いの要因 == 中国人の爆買いを支えている要因は大きく分けて2つある。一つは「元高・円安」、もうひとつが「日本製品の品質・性能への信頼」である。さらに「中華人民共和国の税制に起因する内外価格差」がある。中国の現在の税制では、ある特定の日本製品を中国で買うよりも、日本で買って持ち帰ったほうが大幅に安くなること(例えば化粧品などは半値くらいになる場合がある。)と日本が免税品の対象を拡大したことである。さらには中国人特有の気質として、転売目的や家族、親戚以外の他人へ渡す目的も多いと推測されている〔意外と知らない中国人爆買いの理由 日本交通公社 観光政策研究部次長 塩谷英生 読売新聞 2015年12月25日 〕。これらの代理購入・代理購買を中国語では、と表記する〔。 日本では2013年12月に観光庁により「外国人旅行者向け消費税免税制度の改正」が発表され、地域への外国人観光客の誘客に向けた取り組みがはじまった。平成26年度税制改正において訪日外国人旅行者向け消費税免税制度の改正が行われた〔観光白書(2015年)56ページ〕。従来、免税対象品目は家電機器、装飾品、衣類、靴、鞄等に限られていたが、免税販売の対象ではなかった消耗品(食品類、飲料類、薬品類、化粧品類その他の消耗品)について、一定の不正防止措置を講ずることを前提に免税対象とした〔。2014年(平成26年)10月より施行された〔。また、同年度の税制改正では、様式の弾力化及び手続の簡素化も行われ、「購入記録票」及び「購入者誓約書」は、特定の様式を定めず、記載すべき事項を記載していればよいこととなった〔。訪日外国人旅行者の急増や上述のような消費税免税制度の改正により、2014年(平成26 年)に入り免税店の店舗数が急増し、4月1日時点では5777店であったが、2015年(平成27年)4月1日時点では約3倍の1万8779店(対前年比225.1パーセント増)となった〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「爆買い」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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