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『ベイブレード』は、1999年7月からタカラ/タカラトミーから発売されている現代版ベーゴマ。 ベイブレード第1世代として『爆転シュート ベイブレード』(ばくてんシュート ベイブレード)は2001年、2002年に全国の小学生の間で大流行した。2008年からは第2世代『メタルファイト ベイブレード』として展開された〔現代風ベーゴマ玩具『ベイブレード』8月9日“復活”! (PDFファイル)〕。2015年からは第3世代『ベイブレードバースト』が発売。 ここでは主にアニメ、漫画以外のことについて説明する。 == 概要 == 日本の伝統玩具であるベーゴマの改良性、競争性を発展させ、商業玩具として販売したもの。日本の伝統玩具を商業玩具化する手法はタカラの得意とするところで、ベイブレードはビーダマン、オハジキマン、メダルマン、すげゴマ、デジケンの系譜の延長線上に存在している。特に、すげゴマの後期に発売されたものとは構造、回転方法、遊び方が近い。タカラボーイズホビーは初期の成功事例であるビーダマンの大ヒットの後、コマ遊びをベースとした玩具「すげゴマ」と「バトルトップ」の2つのシリーズを展開し、大ヒットには至らなかったものの、これら2つの要素を後のベイブレードへとつなげていった〔海を越えた『ベイブレード伝説』|タカラトミー 〕。 ベイブレードは従来の遊びに加え、ひとつのパーツだけからなるベーゴマとは違い複数のパーツで構成され、各パーツの組み換えによって自分だけのコマをカスタマイズできるのが特徴。勝負はすり鉢状のスタジアムで行い、専用のシューターを使ってベイブレードを発射させ相手を外に弾き出すか、相手より長く回転し続けることで勝ちとなる。 パーツの改造により、ある能力を伸ばすと別の能力が落ちるという背反する能力スペックを持たされており、持続力(スタミナ)、攻撃力(アタック)、防御力(ディフェンス)の3つ巴の力の均衡が考えられている。コマの「軸」は平らにするほど暴れ、尖らせると安定し、「重り」は遠心力の影響を受けるため、自重だけでなく面積や形状によっても持久力が変わってくる〔。 * 『爆転シュート ベイブレード』の大会運営はBBA(Beyblade Battle Association)が執り行う。このBBAという名称は、ビーダマンの大会運営団体JBA(Japan B-daman Association)の名称に揃えている。『メタルファイト ベイブレード』ではWBBA(World Beyblade association)が行う。『ベイブレードバースト』では、wbba.(world beyblade battling asseciation.)が運営となる。 * ベイブレード本体にシューターとワインダーが付属したスターター、本体のみのブースター、ランダムで数種類の内どれかが当たるランダムブースター、スタジアムなどが入っているセットという形式で販売される。この売り方はカードゲームのデッキ構築の仕組みを活用したもの〔。 * アニメのサウンドトラックやDVD、ゲームなど、商品のおまけにもなることがある。 全世界出荷数は、1999年発売の第1世代が約1億6000万個(売上1650億円以上)、2008年発売の第2世代『メタルファイト ベイブレード』が約1億9000万個(売上2000億円以上)〔社会現象になった対戦 玩具が進化して復活!次世代ベーゴマ 「ベイブレードバースト」 7月下旬発売!コマを ぶつけて相手を破壊(バースト)! 極小チップ・クラウドシステムを採用 (PDFファイル)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ベイブレード」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Beyblade (toy) 」があります。 スポンサード リンク
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