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爾朱弼[じしゅ ひつ]
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・ 朱 : [しゅ, あけ] 【名詞】 1. (1) scarlet 2. red 3. (2) bloody
爾朱弼[じしゅ ひつ] 爾朱弼(じしゅ ひつ、? - 532年)は、中国の北魏の軍人。字は輔伯。爾朱彦伯・爾朱仲遠・爾朱世隆・爾朱世承らの弟。爾朱栄の従弟にあたる。本貫は秀容郡。 == 経歴 == 北魏の華州刺史の爾朱買珍の子として生まれた。530年、長広王元曄が擁立されると、爾朱弼は散騎常侍・左衛将軍に任ぜられ、朝陽県開国伯に封ぜられた。531年、節閔帝が擁立されると、車騎将軍・左光禄大夫・領左右となり、河間郡公に改封された。間もなく驃騎大将軍・開府儀同三司・青州刺史となった。532年、爾朱天光らが高歓と韓陵で戦って敗れると、爾朱弼は青州に帰還した。兄の爾朱世隆が捕らえられると、爾朱弼は南朝の梁に亡命しようと図り、側近たちと臂を割いて盟約した。部下の馮紹隆が「盟約を新たにするには、心にあたるところの血をそそいで、人々に信をお示しください」と説いたので、爾朱弼は部下を呼び集め、馮紹隆に刀で胸を開かせることとした。馮紹隆は刃を突いて爾朱弼を殺し、その首を洛陽に届けた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「爾朱弼」の詳細全文を読む
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