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片倉自転車工業(かたくらじてんしゃこうぎょう)はかつて存在した自転車およびオートバイの製造メーカーである。 片倉工業は、絹糸紡績では一大企業であったが、戦後の不況から1954年片倉自転車工業を設立し、東京都福生市の工場で自転車およびオートバイの製造を開始した。 == 自転車製品 == 母体が製糸会社であったことから、同社の自転車は絹糸から採った「シルク」をブランド名とし、レース用やスポーツ用自転車に力を入れた。東京オリンピックに向けて輸入されたイタリアのチネリはサイズが日本人選手に合わず、これに替えてフジと片倉自転車に制作要請があったがフジ製は破損し、片倉製が日本代表チームの使用自転車として採用された〔『クロモリロードバイク』P116、P130。〕。 自社製フレームは当初はラグレス溶接構造を採用していたことに特徴があり、ラグを廃することで軽量化を果たしていた。トラックレーサーの生産でも知られ、競輪選手にも愛用者が多く、またランドナーにも実績があった。 現在シルク号のブランドは絹自転車製作所に受け継がれ、同社によってオーダーメイドによる高性能スポーツ用自転車が生産されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「片倉自転車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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