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境川(さかいがわ)は、東京都および神奈川県を流れ相模湾に注ぐ河川。二級水系の本流である。川の名称はかつて武蔵国と相模国の国境とされた〔境川上流部より先では稜線、現在の町田市より下流部では境川ではなく東京湾と相模湾の分水嶺が国境であった南横浜のグレートディバイディング・旧武相国境の全容 。〕ことに由来し、現在でも上流部(町田市最南部まで)は概ね東京都と神奈川県の都県境となっている。なお、かつては相模国高座郡に由来する高座川(たかくらがわ)とも呼ばれていた。また、最下流部から河口にかけては片瀬川(かたせがわ)とも呼ばれる。 == 地理 == 東京都町田市相原町大戸の同市最高峰・草戸山(365 m)北東面(町田市立大地沢青少年センター付近)に源を発し、東京都と神奈川県の境界に沿って南東に流れる。神奈川県大和市付近から南へ流れを変え、藤沢市の江の島付近で相模湾に注ぐ。 上流部は、現在の河川規模に比較して大きな河谷を形成しているが、これはかつての相模川の流路の痕跡であると考えられている。 境川の管理境界は川上橋から根岸橋までが神奈川県、根岸橋から町田市鶴間の都県境付近(鶴瀬橋上流)までが東京都、これより下流は神奈川県が管理している。 自治体の境界ではあるものの、江戸時代以前からの有力者による地域支配や生活交流等により、多くの箇所で両岸が一体化して街を形成している。両岸に同一由来の地名も多く、相原、小山、矢部、鶴間、俣野などがある。東海道の藤沢宿は、この川に架かる大鋸橋をはさんで左岸・鎌倉郡の大鋸(だいぎり)町・西富町と右岸・高座郡の大久保町・坂戸町にまたがっていた。 かつては激しく蛇行しており、たびたび洪水を引き起こしたために河川改修が行われ、相模原市緑区橋本付近よりも下流では拡幅とともに流路の直線化が行われた。ところが、左岸の町田市と右岸の相模原市の間では旧流路に合わせて設定された市境(都県境)の調整作業が殆ど進まず、互いに「川向こうの飛地」を多く抱えている。2000年代に入ってからこれらの飛地解消のための調整作業が行われているが、管轄自治体の変更は居住者の同意が必要であることから進んでおらず、飛地解消の目処は立っていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「境川 (東京都・神奈川県)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Katase River 」があります。 スポンサード リンク
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