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牙部(がぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では92番目に置かれる(4画の32番目、巳集の8番目)。 「牙」の字は臼歯を意味し、歯の総称としても用いられる。上下の歯が噛み合わさった様子に象る。元来の古代中国語からの用法では、「歯」字と使い分ける場合、「歯」が前歯(門歯)、「牙」が奥歯(臼歯)であるが、現代日本の用法では「歯」字 を歯の総称とし、「牙」字を犬歯や動物の牙のような尖った形状としている。また字音でも中古音の子音において「歯」は歯音、「牙」は牙音であった。 偏旁としては専ら声符として使われる。部首として歯に関する字を造るのは「歯」の方である。 このため牙を構成要素としてもつ漢字は偏や冠に従って他の部に収録されており、牙部は他の部に分類しきれなかったものを収めている。 == 字体のデザイン差 == なお日本の新字体では「牙」を構成要素に持つ字は「牙」の部分を5画としている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「牙部」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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