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牛樟芝(ぎゅうしょうし)は、台湾固有の真菌類で、学名をAntrodia Cinnamomea、和名をベニクスノキタケと呼ぶ。台湾に生息する牛樟(カシ)と呼ばれる楠木(クスノキ)にのみに生息するキノコ。台湾では古くから先住民族の日々の生活にかかすことのない常備薬として、健康維持や回復に用いられてきた。現在、台湾では多くの大学や研究機関が牛樟芝の健康機能研究、及び安全性試験を研究し、論文を発表している。牛樟芝は「台湾の宝」・「霊芝の王」・「森のルビー」として珍重されている。 == 概要・分布 == 野生の牛樟芝は、樹齢100年以上の牛樟樹の腐敗した部分、または枯れた牛樟樹の湿気の含まれた表面に寄生する。成長のスピードは極めて遅く、1年で厚さ約1mm程度しか成長しない。野生の牛樟芝の産地として代表的な場所は次の8つの地域の山間部(海抜450〜2,000m)である。 * 桃園県 (復興角板山) * 苗栗県 (南庄、三灣) * 台中市 (東勢) * 南投県 (竹山、水里) * 嘉義県 (阿里山奮起湖一帯) * 高雄市 (六龜) * 花蓮県(玉里、富里) * 台東県(太麻里) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「牛樟芝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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