翻訳と辞書
Words near each other
・ 牛角林大経
・ 牛角林小経
・ 牛角沱駅
・ 牛角状胃
・ 牛角胃
・ 牛越徹
・ 牛越橋
・ 牛車
・ 牛車 (将棋)
・ 牛車にゆられて
牛車宣旨
・ 牛車腎気丸
・ 牛軛礁
・ 牛輔
・ 牛込
・ 牛込中央通り
・ 牛込中御徒町
・ 牛込中町
・ 牛込中里町
・ 牛込仲町


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

牛車宣旨 : ミニ英和和英辞書
牛車宣旨[ぎっしゃのせんじ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

牛車 : [ぎゅうしゃ, ぎっしゃ]
 【名詞】 1. ox carriage (for Heian era nobles) 2. oxcart
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 
: [むね]
 【名詞】 1. purport 2. principle 3. instructions 4. will 5. thinking 

牛車宣旨 : ウィキペディア日本語版
牛車宣旨[ぎっしゃのせんじ]
牛車宣旨(ぎっしゃのせんじ)とは、内裏に参内する際に牛車に乗車したまま宮門を通過することを許可する勅許
当初は太政官上卿から弾正検非違使勅許の内容を伝えることとなっていたが、後に外記宣旨を作成して伝える方法に変わった。資格や実際に通過できる門は時期によって異なるが、摂関親王大臣大僧正のうち既に「輦車(てぐるま)の宣旨」を受けている者が主たる対象者であり、対象者の身分や宮門そのものの構造によって決定されていた。
当初、牛車宣旨は女性を対象にしていたと考えられ、大臣としての牛車宣旨は承平2年(932年)に健康を害した藤原忠平に出されたものが最古とされている。なお、人臣に対する牛車宣旨は、高齢もしくは病身の高官の身体を労わる意味合いを含んでおり、摂関家において若年で牛車宣旨を受けた場合においても40歳を過ぎるまでは牛車で宮門を通過することを遠慮したという。
== 参考文献 ==

* 鈴木敬三「牛車宣旨」(『国史大辞典 4』(吉川弘文館1984年) ISBN 978-4-642-00504-3)
* 桃崎有一郎「中世里内裏陣中の構造と空間的性質」『中世京都の空間構造と礼節体系』(思文閣出版、2010年) ISBN 978-4-7842-1502-7 (原論文は『史学』72巻2・3号(ともに2004年)所収)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「牛車宣旨」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.